【開催レポート】2025年5月13日 政経勉強会/高市早苗 衆議院議員 特別講演 ― 日本の未来を語る

講師紹介

高市 早苗 衆議院議員

たかいち さなえ

プロフィール

1961年(昭和36年)3月7日生まれ(現在64歳)

奈良県立畝傍高校卒業

神戸大学経営学部卒業

1984年 松下政経塾入塾(第5期生)

1993年 第40回衆議院議員総選挙にて初当選(以降、当選10回)

2003年 内閣府特命担当大臣(科学技術政策・食品安全)就任(第一次小泉内閣)

2014年 総務大臣就任(第二次安倍改造内閣)※女性初の総務大臣

2021年 自民党総裁選に立候補

2021年 経済安全保障担当大臣(岸田内閣)就任

現在、自由民主党 政務調査会長を歴任し、経済政策・安全保障政策を中心に幅広く活動。著書に『日本経済強靭化計画』などがある。



学修会会員・学生部一堂、待ち遠しく思っておりました、高市先生をお招きした政経勉強会。
政界から芸術分野まで各界で活躍するさまざまな方にお越しいただいている政経勉強会ですが、今回も特大のビッグゲストに来ていただき、とても貴重な機会となりました。

高市先生のご経歴やご経験を中心とした生のお話は、政治家を目指す人々のみならず、全ての夢や理想を愚直に追い続ける人々に突き刺さるものでした。

逆境の中でも周りを巻き込みながら進んでいく高市先生のご姿勢からは、属性や立場を問わず、学ばせていただくべきものが数多くあるように思います。

世代・性別を問わず幅広い層が集った会場の方々も熱心に話に聞き入り、会場は静かな熱気に包まれておりました。 多くの方々にとってそれぞれの向かう先を見つめ直す機会になったのではないでしょうか。

私自身、先生のご経験を伺う中でさまざまな反省や展望を抱き、より良い社会を目指して、いま自分がやるべきことは何かを改めて考えました。

こうした機会が少しずつ日本を動かしていくものになっていくのではないかと思うと、何か熱い気持ちを抱かざるを得ません。

改めて高市先生、ありがとうございました!(役員 村上)


衆議院議員・高市早苗先生を講師としてお迎えし、政経学習会を開催いたしました。当日は、若者からご年配の方々まで、幅広い世代の参加者が会場に集い、大変充実した時間となりました。政治や経済といったテーマはもちろんのこと、人生における信念や努力のあり方にまで話題が広がり、参加者一人ひとりが深い学びと気づきを得ることができた貴重な機会となりました。

今回の勉強会では、ニュースや報道では知ることのできないような、政治家・高市早苗という人物の“生き方”や“信念”、そしてこれまでの歩みに焦点を当てたお話が中心となりました。普段は聞くことのできない、非常にパーソナルで率直なお話を伺うことができたことで、参加者の多くが、政治という世界に対してより身近さや具体性を感じられた様子でした。

特に印象的だったのは、松下政経塾の入塾試験にまつわるエピソードです。最終面接の場で、高市先生が面接官に顔を見られた瞬間、「あなたの顔は運を引き寄せる顔をしている」と声をかけられたというお話が紹介されました。高市先生ご自身も、「それまで人生で大きな緊張を感じたことはあまりなかったが、この時ばかりは心臓がドキドキした」と笑いながら語られたため、その場の空気が一気に和らぎました。同時に、見た目の印象や表情に表れる“覚悟”や“意志”が、他者にどれほど強く伝わるかということを考えさせられる、非常に印象深いお話でもありました。

また、松下政経塾卒業後、最初の選挙に挑戦した際には落選し、生活も非常に厳しくなり、貯金が底をついてしまったという当時のリアルな状況も率直に語られました。政治家として歩み始めたばかりの頃、誰にも頼れず、孤独と向き合いながらも、選挙区内の一軒一軒のご家庭を自ら訪ね歩き、地元の方々に声をかけ、集会所や自宅などで少人数のミニ集会を開いては、自分の政治理念や政策について必死に語り続けたというお話には、多くの参加者が深く心を打たれていました。そのひたむきな姿勢と努力の積み重ねが、やがて地域の理解と支持を得るに至った背景には、高市先生の「政治とは信頼の積み重ねである」という強い信念があったことが感じられました。

改めまして高市先生、忘れられないご講演ありがとうございました!(学生部副部長 舘田)

2025年5月13日(火)に開催いたしました政経勉強会(講師:衆議院議員 高市早苗先生)にご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

当日はご多忙の国会日程の合間を縫いご登壇くださった高市先生より、議員になるまでの道のりやこれまでの政治人生について、率直かつ熱意あふれるお話を伺うことができました。参加者一同、深い感銘を受けた次第です。

質疑応答では、皆様からの多岐にわたる質問に対し、高市先生が丁寧かつ真摯に耳を傾け、ご自身の考えをユーモアを交えながら明快にお示しくださいました。その温かく誠実なお人柄は、厳しい政治の世界で長年ご活躍されていることを改めて実感させるものでした。時折飛び出す関西弁も相まって、会場全体が和やかな雰囲気に包まれたことは本勉強会の大きな魅力であったと存じます。

今後とも政経学修会では、多様なテーマを通じて世代や立場を超えた学びと対話の場を提供してまいります。引き続きのご支援・ご参加を賜りますようお願い申し上げます。(幹事長 水野)