【開催レポート】2025年5月23日 大人の社会科見学【特別企画】東京都議会議員選挙間近! 都議会議場・PRコーナー・都庁展望台 見学ツアー

2025年6月22日(日)に東京都議会議員選挙が行われることもあり、今回の大人の社会科見学は「東京都庁・都議会議事堂の見学ツアー」を実施しました。
当日は小松大祐 東京都議会議員のご厚意で議場も見学することができました。
ありがとうございました。
参加くださった「くわはた寿一朗 小田原市議会議員」 に感想を頂きましたのでご紹介します。


「政経学修会」で東京都庁と都議会議事堂を見学しました。

 都議会自民党幹事長の小松大祐議員が、議場の中を案内してくださいました。「幹事長」という言葉を聞くと、私は二階さんやおじいちゃんのイメージがありましたが、小松議員はそうではなく、とてもお若いです。幹事長の仕事は各会派の意見集約、議運の委員長。議事の整理、会派間調整。4期前後から幹事長に就くそうです。

 都議会議員の定数127名のうち現在の議員数は124名、そのうち女性議員数は41人、比率は33%。比較的少ない感じですがこの数字、全国都道府県議会の中で断トツ1位なんだそうです。

小田原市議会の女性議員比率は37%なので、東京都議会よりも多いです。全国の市町村議会のうち、いまだに女性議員がいないところもある、っていうのが驚きです。ちなみに神奈川県内の市町村議会で女性議員がいないというところは何もありません。

 1991年に都庁庁舎完成。実はこの年、私も父や九州から来た父の友人とともに、まだ乳母車に乗っていた1990年生まれの私の息子も見学したのですが、その息子は今はこの17階に勤務しているところがおもしろいです。

 12,000人の都庁本庁舎勤務職員数。教職員や消防、警察、公益企業なども含めると16万人以上も。

 48階建て、第一庁舎と第二庁舎。令和7年度当初予算は17兆円を超える。スウェーデンの国家予算額を超える金額。ちなみに小田原市予算総額は2171億円。

 16室ある委員会室の中、一番大きな部屋が第15委員会室、ここは予算特別委員会30名や猪瀬さんの時の⋯テレビの画面でよく見るところでした。

 水道基本料金が4ヶ月無料となる東京都。報道が先行してしまい補正予算として議会で可決しなければ実現しないが、数でいけば3つの会派で過半数を超えていくので「可決するだろう」とのことでした。

 東京都、何ごとも規模が大きいので、一概に小田原市とは比べられませんが、今後の小田原のために参考になるところを現実にできるようにしていきたいと思った都議会議場見学でした。