【開催レポート】2026年2月10日 大人の社会科見学/日本の空の守りを学ぶ!航空自衛隊 入間基地 特別見学ツアー&体験喫食

【開催レポート】
1.訪問の趣旨
日本の安全保障の重要な拠点である航空自衛隊 入間基地を訪問し、基地の施設や航空機、そして現場で任務にあたる隊員の皆さまの取り組みを学ぶ機会が実現しました。修武台記念館の見学、隊員食堂での体験喫食、航空機・部隊の見学を通じて、机上の知識だけでは得られない「現場のリアル」を肌で感じる一日となりました。
2.当日の主な内容と学び
(1)敷地内はバスで移動、基地のスケールを体感
入間基地では敷地内をバスで移動しながら各施設を巡りました。移動そのものが“基地の大きさ”を実感できる時間で、日々の任務を支えるインフラや動線の工夫など、外からは見えない運用の一端にも触れることができました。
(2)修武台記念館:膨大な資料と展示に圧倒
修武台記念館では、映像視聴と館内見学を実施。膨大な資料と展示品の密度に圧倒され、入間基地の歴史や航空自衛隊の歩みを体系的に学ぶことができました。参加者からも「想像以上に展示が充実していて、学びが深かった」という声が多く聞かれました。
(3)アンリ・フォルマン機の実機が現存
見学の中でも印象的だったのが、1910年に徳川好敏大尉の操縦により、日本で初めて公式動力飛行に成功した複葉機「アンリ・フォルマン機」の実機が現存していたことです。歴史が“記録”ではなく“実物”として目の前にあることで、日本の航空史への理解が一段と具体的になりました。
(4)基地内を西武鉄道が横断、踏切渋滞も起こる現実
敷地内を西武鉄道が横断しているという、入間基地ならではの特徴も学びのポイントでした。ラッシュ時には基地内で踏切渋滞が発生することもあるとのことで、「基地=非日常」だけでなく、地域の交通・生活と隣り合わせで運用されている現実を実感しました。
(5)滑走路での離着陸見学:緊張感と迫力
滑走路では航空機の離着陸を見学。近い距離で感じるエンジン音と機体の迫力、そして一連の動きに伴う安全管理の徹底から、任務の重みと現場の緊張感が伝わってきました。
(6)T-4中等練習機 体験搭乗:コクピットの迫力に感動
中部航空方面隊司令部支援飛行隊の見学では、T-4中等練習機に関する説明に加え、体験搭乗の機会もいただきました。コクピット内部は非常に“かっこよく”、計器類や空間設計の機能美を間近で体感。操縦・運用に必要な高度な技術と訓練の一端に触れ、参加者の皆さまも強い印象を受けていました。
3.体験喫食(隊員食堂)
隊員食堂での体験喫食では、日々任務にあたる隊員の皆さまを支える「食」の現場を体験しました。限られた時間の中でも効率的に提供される運用、栄養面の配慮など、基地を支える重要な基盤としての側面を学ぶ機会にもなりました。
4.まとめ
国際情勢の緊張が高まる中、実際に防衛政策の現場を訪れ、基地の歴史と最前線の活動のリアルを肌で感じられたことは、政経学修会として非常に意義深い学びとなりました。今回の見学で得た気づきや学びを、今後の学習活動・対話の場へとつなげてまいります。
最後に、本企画の実施にあたり多大なるご協力を賜りました航空自衛隊 入間基地の皆さま、そして当日ご参加いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
( 会長 渕之上 和良)

