【開催レポート】2025年12月10日 大人の社会科見学/日本の『防衛の要』に迫る!防衛省市ヶ谷台ツアー


【開催レポート】
12月10日に開催された大人の社会科見学 防衛省市ヶ谷台ツアーは、私たち政経学修会にとって、日本の近現代史と国防の原点を肌で感じる、極めて意義深い一日となりました。
今回の見学で特筆すべきは、案内をしてくださったガイドの方の存在です。
長年この場所を見守ってこられたかのような、臨場感あふれる解説や、公の記録には残らない貴重な「裏話」の数々は、今回の見学に一際深い彩りを添えてくれました。現場を知る方ならではの言葉の重みが、施設への理解をより立体的なものにしてくれたと感じています。

大本営地下壕の見学では、事前の想像を覆されました。そこは単なる地下の避難空間ではなく、かつての中枢機能が置かれた場所として、堅牢な「建物」としての実在感を放っていました。当時の張り詰めた空気が、今もなお保存されているかのようでした。

また、市ヶ谷記念館においては、三島由紀夫事件の現場に残された刀傷を目の当たりにし、言葉を失いました。知識として知っていた事件が、生々しい傷跡を通して圧倒的なリアリティを持って迫ってくる感覚は、現地でしか味わえない衝撃でした。
歴史の痕跡を直視し、生きた解説に耳を傾けることで、国防と平和の重みを改めて深く心に刻みました。過去を振り返るだけでなく、これからの日本の在り方を考える上で、多くの示唆を得る貴重な機会となりました。

( 企画副部長 戸兵 雄一朗 )