【開催レポート】2025年4月10日 政経勉強会(講師:佐藤正久 参議院議員)「若手世代が知るべき日本の安全保障」

講師紹介
佐藤 正久
さとう まさひさ
政治家/参議院議員
https://sato-masahisa.jp/
“ヒゲの隊長”こと、参議院議員 佐藤正久(さとう・まさひさ)。福島県出身。
防衛大学校卒業後、約25年間、陸上自衛官として勤務。国連 PKO ゴラン高
原派遣輸送隊初代隊長、イラク先遣隊長・復興業務支援隊初代隊長、第7普通
科連隊長兼ねて福知山駐屯地司令などを務めた。
平成19年、参議院議員に初当選、現在3期目。外務副大臣、防衛大臣政務官
のほか、参議院外交防衛委員長や自由民主党国防部会長・外交部会長などを務
めた。
現在は、自由民主党幹事長代理、党国防議員連盟事務局長など。

今回の勉強会では、佐藤正久参議院議員のお話を伺うことができ、大変貴重な時間となりました。テーマは「大切な人を守るために、私たちは何を知り、どう行動すべきか?」。正直、これまで安全保障について深く考えたことはありませんでしたが、佐藤議員の言葉一つひとつが胸に刺さりました。
元自衛隊のイラク派遣部隊長としてのご経験、そして現在は国の安全保障政策の最前線でご活躍されている立場から語られる話は、ニュースや本では知ることのできない、生の現場感がありました。特に印象に残ったのは、「安全保障は他人事ではない」という一言。年金や医療、育児など、日々の生活に関わる問題ばかりに目が向きがちな自分にとって、ハッとさせられるものでした。
日本という国がどんなリスクにさらされていて、私たち一人ひとりがどんな意識を持って日々を過ごすべきなのか。難しいテーマではありましたが、佐藤議員の語り口はとても分かりやすく、最後まで集中して聞くことができました。
今回の講演を通じて、普段の生活ではあまり意識することのない「安全保障」というテーマに真正面から向き合うきっかけをいただきました。これからは、国の行く末を「誰かに任せる」のではなく、自分の問題として捉え、関心を持ち続けていきたいと思います。(役員 山田)
4月10日、政経学修会では参議院議員・佐藤正久先生を講師に迎え、「現下の安全保障情勢」をテーマとした勉強会を開催いたしました。会場には多くの参加者が集まり、佐藤先生のご経験と見識に基づく講演に熱心に耳を傾けていました。
講演では、中国・ロシア・北朝鮮の動向、台湾有事の可能性、日本の防衛体制などが具体的に語られ、特にミサイル脅威や防衛能力、国民の意識向上の必要性に関して深い示唆がありました。また、外交・防災・治安・エネルギー・サプライチェーンといった広範なテーマにも言及があり、自衛隊の国際貢献にも触れられました。
質疑応答では参加者から多くの質問が寄せられ、佐藤先生が丁寧に応答。専守防衛や国防教育のあり方を巡って活発な議論が交わされました。勉強会後の懇親会では、参加者同士や佐藤先生との交流も深まり、有意義な時間となりました。
本勉強会を通じて、安全保障への理解を深め、主体的に考えるきっかけとなったことと思います。今後も政経学修会では、政治・経済に関する学びの場を継続して提供してまいります。(役員 水野)






